<読みもの> 購買部セレクト / 竹の箸のお話

ちゃぶ台を囲んで家族みんなで食事をしている姿は、サザエさんの中でも度々描かれている印象的なシーンの一つです。長谷川町子記念館購買部では、お茶碗や箸置き小皿など、食事にまつわるオリジナルデザインの日用品を取り揃えています。それらとぜひ一緒に使っていただきたいお箸をご紹介します。

熊本県と福岡県の県境の山々から切り出した竹を使って、日本国内で作られている貴重な竹のお箸です。
竹は、とても軽くて、適度にしなるため、小さなお子さまでも掴みやすいです。
世の中にはさまざまな箸がありますが、持ちやすくて食べやすく、毎日使っても飽きない、竹という、使いやすく身近な素材が、長谷川町子美術館らしいと思い、選びました。

持つところは丸みがあり握りやすく、箸先に行くにつれて細く四角くなり、しっかり掴める形状です、
小さなお子さまでも上手に掴める体験が、お箸を正しく使う習慣を身につけるきっかけになれば嬉しいです。

長さの違うお箸が並ぶ姿は、家族が集っているのかようで微笑ましいです。

長谷川町子記念館購買部でセレクトしたカラーの箸は、オリジナルデザインのパッケージ入りです。
サザエさんの原作漫画から、食事にまつわるシーンを選び、デザインしました。

 

生育が早く環境に優しい竹の素材を使っている点も、このお箸をお薦めしたい理由の一つです。